住所不定無職の夫婦世界二人旅

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カナダトリビア

今回は、カナダで知ったカナダのトリビアについて。

といっても、私がへぇ~と思っただけなので、他の人にはあまりへぇ~じゃないかもしれませんが。。



①川でビーバーを見かけたら川下では絶対に泳いではいけない!

ビーバーといえばカナダの国を象徴する動物ですが、彼らが泳いでいるのを川で見かけたら絶対に川下で泳いではいけない!とカナダ人が言ってました。

その理由はビーバーがビーバーには問題ないけど人にはやべー病原体を持っていて川下で泳ぐとそいつらに感染する可能性があるから。
どーやらそれはそれはすさまじい下痢を引き起こすらしいです。


まぁ、そうそうビーバーと川で泳ぐこたないんじゃねーかと思うんだけど、
カナダ人はともかく林やら川やら自然に溶け込むのが大好きな感じなので、ホリデイといえばなんか林で一週間位過ごしてシャワーあびないで川で泳いでマジリフレッシュしたわ~サイコー!!
みたいな事を常々言ってきます。
なんで、意外とあり得るらしいんですよね~。

なにそれ、気になるじゃん。てとこで調べてみたら、、


なんと、病原体はお馴染みの方にはお馴染みのジアルジア先生でした!!!!

なんか、ちょっと知ってる名前でてきてテンションがあがるってゆー。

ご存じない方の為にちょびっとジアルジアを紹介するとうんちからうつる寄生虫で子供とか抵抗力の弱い人に感染すると激しい下痢をひきおこしたりします~。
人同士でもうんちから感染しますし、汚染された水からとかもうつります。

見た目は森の妖精って感じで動いてる感じとかもわりとかわいくて私的にはわりとルックスが好みの寄生虫です。。

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ちなみに英語ではbeaver feverというらしいです。


最初めんどくさくて調べるときに 

‘’ ビーバー 病気 ‘’

で、調べたらジャスティン・ビーバーが病気!?みたいなニュースが大量にヒットしてしまい、観念して英語で調べたらソッコーで出てきました。

そんなわけで、カナダの川で泳ぐ機会がある人はビーバーにお気をつけて~!



②冬は空気が薄くなるから慣れてないとめっちゃ疲れる!

え、まじで?なんで?
と理由を聞いたらカナダはめちゃくちゃ森林が多くて彼らは酸素をやたら作り出してますが冬になると日がすげー短くなる上に葉っぱも落ちてしまうので光合成がイマイチ。で、酸素濃度が下がるんだとか。

確かに理屈は納得。

興味深かったんで、も少し調べてみたら確かに減るは減るんだけど、0.001%だかすっごいちょっとらしい。

だから、たぶん、酸素のせいでは疲れない。

たぶん。

でも、カナダはマイナス30℃とかが普通の国だから、たぶん冬は生きてるだけで疲れると思う!!


③カナダのエンジニアはみんな小指に指輪をつけてる!

これは宿泊先のオーナーのおっちゃんから聞いた話ですが、おっちゃんはもう引退してるんだけどプロフェッショナルなエンジニアです。
でも、時々プロフェッショナルエンジニアって、書いたTシャツを着たり、今も常にピンキーリングをしてます。


おっちゃんによるとエンジニアリングはエンジニアの誇りであり戒めでもある。
昔エンジニアの設計が良くなくて橋が崩れ落ちる悲劇が起こったから、俺らの仕事は責任重大なんだということを忘れないようにその橋の金属から作ったリングをはめるようになったんだ。とのこと。


おっちゃんの持ちネタで、

若い頃にかわいい女の子二人連れを友達とナンパしてビーチから近くの島までカヌーで一緒に遊びに行って、またビーチに帰ってきた時に

これから、ごはんいこーぜ!って誘ったら断られて、

え、あんなにノリノリだったのになんで??って聞いたら

あなた達ゲイなんでしょ?って言われて

びっくりしてなんで?だってナンパしてんじゃん!って言ったら

だって小指にペアリングしてるじゃない!と言われて


これは、違うんだよ!!カナダのプロフェッショナルエンジニアはエンジニアの誇りとしてこれをつけてるんだよ!みたいなことを頑張って説明したんだけど、信じてくれなくてさフラれちまったんだ、へへへ

という話も聞かせてくれました。


ほほぅ。確かに若い男二人でお揃いのデザインの指輪小指にしてたらちょっと勘ぐっちゃうよねってことで調べてみたら、



カナダではエンジニアの大学でちゃんとコースを卒業できるとエンジニアとして高い教育を受けて技術を持ってるっていう証しと、慢心せずに技術を磨いていくというリマインダーとして卒業式にもらえるらしいです。利き手の小指につけるのが一般的とのこと。
もちろん、その橋の金属ではなくてステンレスが主流みたいですが、トロントの大学では鉄製と選べるみたい。カナダだけでなくアメリカでもひろまってるみたいですね。


おっちゃんが言ってたようにプロフェッショナルエンジニアの誇り、なんですね~

かっけ~

橋のくだりもおっちゃんが言ってた通り

First quebec bridgeが1907年に崩れ落ちて働いていた方達が75名亡くなられて、1916年にもう一度崩れ落ちて13名亡くなられていました。
ただ、エンジニアの責任という証拠はどこにもなく真相は闇のなか、というような感じで語られてるみたいです。
コストの削減を安全性より建築会社が優先したみたいな話もあるようです。


お写真はエンジニアリング。かっこいい。

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