住所不定無職の夫婦世界二人旅

動物とか、海外旅行とか、なんやらかんやら

メープルシロップとカナダの国旗とか。ここ2日の事とか。

いや~
タニシにおしりを叩かれたので、なんとかどーにか(ヽ゚д゚)
バタバタしてたら2日すっ飛ばしてしまいました(`ω´)
いかんいかん。
がんばれ、私。

この2日の間に近所のおうちはますますハロウィン感を増しています!歩いて一分の近所にもとうとう墓場が出現しました。
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あと、衝撃的な出会いもありました↓
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このくそでかいクモ、首が10秒おきくらいにうごくんですよ!動画で見せたいんだけど、それがほんとにシュールで…!アップしてリンク貼るのがめんどくさいからとりあえず、静止画。
こんなことに電気を使おうっていう心意気があっぱれだし、サイズ感がすごくて(笑)邪魔しょ!!自分ちの芝の大半を占めても構わないから、このクモここに置きたかったんだ…
と、価値観て人それぞれだなぁ。

そんなこんなでカナディアンライフも後半も後半、残すところあと5日です!
そんな中、超今さら感あふれますが、大家のおっちゃんがメープルシロップをすすめてくれたので初カナダのメープルシロップを体験しました。
カナダといえばメープルシロップ。むしろカナダに来よう!って思うまで私の中ではカナダ=メープルシロップの方程式しかありませんでした。
ottoはこれにサーモンと寒いがプラスされていたようです。若干アドバンス。

メープル風の木もありとあらゆるとこに植わってるので、ちょいと散歩をすれば、このようにカナディアンフラッグや~んっていう葉っぱがいたるところに落ちています。
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そしてこちらがおっちゃん提供のメープルシロップ!明らか詰め替えた感じの瓶に入ってて本格的な様子…!(* ゚∀゚)
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ちなみにちょっとジャリってるのは普段冷蔵庫に入ってるから。
さらにちなみにこのおうちバター室温保存派です…。
クッキーのくだりの時に室温に戻さなくていいんですよ!ってドヤってたけど、そもそもこのおうちではありのままで室温(゜ρ゜)
カルチャーショック!

それはさておき、メープルシロップのお味はというと…
甘いシロップ(゜.゜)
匂いとかあんましない(゜.゜)
なんか、私の思い描いているメープルシロップとちがう(゜.゜)

て、ことで安定のGoogle先生に伺ってみましたら、、

師曰く…

メープルシロップはとれた時期で色も風味も変わるんだとか。
早い時期は金色、だんだん濃くなって琥珀色までなるみたい~。そしてメープル臭も強くなるんだとか。

ほえ~。
色々あるんですな!

メープル製品も色々あってですね、

メープルタフィーやらキャンディーやら
※試してみたけど、予想通りの味。説明しません。メープルシロップをキャンディーにしたりバターと混ぜて柔らかいキャラメルにしたと思ったら、その通りです。

缶入りのメープルビーン
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セールで1ドルだったし、なんかうまそうじゃないですか!?おまめちゃんみたいで。
きっと甘い大豆煮のメープル風味だし、まずくなるわけなくない?と言って意気込んで2か月前に買ったんですが、
いざ食べるとなったら、それだけで食べきれない気がして…
カナダ人どーやって食べてんのかGoogle先生にたずねてみたけど、なんと先生ですらあんまり知らない始末…
ということで、その時ひっかかってきた外国人YouTuberのメープルビーンズチャレンジ動画を見てみました。
そしたらね!めっちゃ、まずそーに食ってんすよ!!てか、後半なんてかなり苦しんでるしスプーンすすまないにもほどがアルヨー!(@_@)
でも、でもYouTuberだし、外国人だし、味覚ちがうかもしんないし、盛ってるかもしんないし。。

ってうっすらいつも脳で思いながら横目で缶詰め見つつ生活してたんですが、とうとう出国も近づいてきたんで
開けましたわ。
食べましたわ。
控えめに言ってうまくないですわ。
積極的には言いませんけど。
これを一缶たいらげるなら、確かにあの外国人YouTuberと同様のリアクションをとると思います。
なんか、微妙な甘さのぐにょぐにょした豆。
底の方のお豆さんはドゥルドゥルした粘液状の、これがメープルシロップだとHEINZが主張してる甘味成分がからまってさらに厳しい感じです。
スプーンを運ぶ手が2口目を許しません。
んー、個人的意見だとこれを食べるならすごい、カナダに興味ある人50人くらいで集まってエキサイティングしながら開けて、一人一口ずつ体験するなら良い思い出になると思いますヨ(σ´Д`)σ


そしてそして、一番こんなものまで!?と思ったのがこちらベーコンのメープルシロップ風味
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この方との初めての出会いは、慣れないスクールライフにとんでもなく疲れてゾンビのようにベッドでゴロゴロしてたとある日曜日の昼…
突然、家中がなんかマックグリドルみたいな匂いにつつまれたのです。
つまり、ベーコン焼く臭となんか甘いもの焼く臭ね。

それがね~なんとも良い匂いでね~

大家のおっちゃんがどうやらなにやら作ってたのね。

たずねてみたら、
メープルベーコンだよ!!超一般的だよ!こいつと卵とポテトがカナダのビッグブレックファストなんだぜ!ハハーんと言ってて、
その組み合わせは衝撃的だぜ!?ってお返ししたら、
食べる?って話になりでかいサイズのベーコンを6枚焼いてくれました。
ちなみにおっちゃんはベーコンカリカリ派とのことで正体がやや不明なくらいカリカリに仕上げてくれました。
うめー。
カリカリベーコンうめー。
でも、カリカリがベーコンスナックレベルの高度さなのでメープル風味はどこかに飛びさって遥か彼方でほんの少し…匂う?くらいになってました。

その後メープルベーコンかって色々試しましたが、すげーうまいです。
私はおっちゃんとは、ちがいどっちかってーと豚の脂身の甘味感じたい派なので、ちょうどよく焼けが好きでした。
まず、ベーコン自体がうまい。そして、メープルの風味がなんか色々引き立ててる気がしないでもない。
なんか、もはやメープル風味がないと物足りない、、って感じ。でも、甘い訳じゃないんですよ。
匂いがメープルで、味はちゃんと肉感溢れるベーコン。
噛むとすげーうまい豚の脂がじゅわ~と広がります。
かなり厚め(5mm位)なので肉の触感もギシュっとして良い感じ(°▽°)

これは、かなりうまいでーす。
機会があればお試しください!



さて、そんなカナダの民の生活になんだかんだついてまわるメープルシロップ
カナダの国旗にも主役はっちゃってるメープル。

なんで国旗にメープルリーフがついてるのか知ってるかい?って尋ねられ、その話を3人位のカナダ人から聞きました。

たぶんカナダトリビア的な感じで外国人に話したいんだと思うんですよね、
みんな話したあと必ずドヤっていた。
しかもこないだ聞いたからうっすら知ってるよっていっても、もう一回話していた。
そして、みんな同じ話をしていた。
なので、まぁカナダ人3人が言ってたので、もうそのまま書きます。
このネタのソースはカナダ人三人です。
別に、私の備忘録なので、根拠がうすかろーが、ソースがあやしかろーが、ま、いっか。ってことにしました。


その昔カナダを開拓するためにこの地にやって来た人々は冬の厳しさを知らなかった…
そして、彼らにとっての最初の冬が訪れた…
寒さで凍りつく大地からは何も作物を得ることができず、次第に失われる食料…
さらに追い討ちをかけるように厳しい寒さに奪われる体力…
開拓民のほとんどが最初の厳しい冬に、容赦なくその命を奪われたのであった。
そして、生き残ったわずかな開拓民はネイティブカナディアンの人々の知恵にすがった。
この厳寒の地でどうやって生き残っているのか?
彼らは開拓民にメープルシロップを教えた。
メープルシロップを採取して、煮詰め、固めて保存し冬の間それをかじりながらエネルギーを補給し命を繋ぐのだと。
そして、開拓民達は安全に冬を越せるようになった。

カナダ人にとってはメープルシロップは単なる食材以上の意味を持つ特別な存在なのだ。

そして、このメープルリーフにはカナダの厳しい自然を生き抜く覚悟がこめられているのだ。キリッ


いう事らしいです(`ω´)


確かに、カナダの冬はきびしかろー、すでに朝は霜がおりとるしな~。
でも、その分カナダ人は人同士で争ってると厳しい冬を生きていけないので助け合うのだとカナダ人はマジで口をそろえて言います。
車にもシャベルを必ず二本いれてると。
雪で車が埋まったときに掘るように一本は自分用。もう一本は他の人が埋まってたら貸してあげて自分も掘るのだと。なんなら周辺の人全員で掘るそうな。。
やはり、強敵がいるとみんな、まとまるよね…。
どんな環境でもさ。

ホント三ヶ月しか暮らしてないけど国民の優しさ度、友好度は異常事態です。
先日も日本でラグビーの試合休止になったけどカナダ代表がボランティアしてくれたみたいなニュースがありましたが、ほんとーーーに納得。納得の国民性。
最高です。大好き。



学校に通ってるとホント国民性それぞれだなぁと感じます。もちろん個人個人全然ちがうけど、やっぱ一定の方向性はありますよね。


そんな中やっぱ気の合う子はいるわけで、久しぶりに学校の時の友人と二週間ぶりに会ってきました。女子会です。ジョシカイ。
もー、二週間気軽にしゃべれるのがottoしかいなかったから、色々たまってたんで、ホンっト楽しかった。
ビール片手に好きな芸能人の話とか好きなタイプの男の話とかコイバナ( ・`ω・´)とかして発散しました。

私が卒業してからも(友達はまだ在学中)学校では色々と恋愛模様が繰り広げられていたそうで、大変興味深かったです(笑)

国籍はちがえど、女子であり、年がやや近く(二桁離れてない…( ´-ω-))、社会人経験があり、理系である。という共通項もありしゃべってると止まりません。


カナダを離れると実際にこれから会うことは、もしかしたら一生ないかもしれません。

でも、必ず今度は酔っぱらうまで飲もうね!誰かの国で(自国で飲む方が圧倒的に安い…メキシコ、韓国、日本。カナダは外で飲む酒がくそ高いので酔っぱらうまで飲むのはちょっと大変…)!!絶対また会おう!って小指と親指を絡ませて誓ってみたりして…

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さよならは寂しいもんですね。