住所不定無職の夫婦世界二人旅

動物とか、海外旅行とか、なんやらかんやら

カナダのオーブン~ずぼらレシピ付き~

カナダのお菓子はちょっと時々ジャリジャリ。

なんで、ジャリジャリかというと砂糖が飽和してるから。。ジャリジャリも上にまぶさってるからじゃなくて、クリームの中で溶けきれてなくてジャリジャリ…
なんなら舌が狂って謎のしょっぱさすら感じる始末…



こんな感じの気の狂ったようなケーキが普通に陳列してます。
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ケーキになんか芋虫グミがぶっささってます。
誰が買うのかわかんないけど、並んでるってことは需要があるのよねぇ(゜゜)


あんまりにも甘いから、女子的理由で狂おしいほど甘いもの食べたい時期には最強にいいんだけど、ふだん使いはちょっと気がひけちゃう!
だってちょっと代謝落ちてるの実感してるから(´・∀・`)


ということで、甘いものが食べたいときは自分でクッキーを作っています!
ホントです!

ottoは私より遥かに料理が得意なので基本今の生活では彼が料理を作り、私は野菜を刻んだりにんにくの皮を剥いたり皿を並べるといった非専門職に従事しております!("`д´)ゞ

ただ、彼は餃子とか春巻きとか包む系は大嫌いなので、その場合だけわたくしが包んでおります。
あと、菓子もわたくしの担当分野でありますので、作ります。

さて、クッキーですがオーブンで焼いて作るのが一般的です。

こちら、カナダのオーブン。

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コンロと一体になっておりなにやら力強い業務感をかもしております。
てか、五口もあるんですよ!?五口。
真ん中の一口とかもはや絶対用事ないでしょ。

そして、こちらオーブン操作部分。

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操作方法全っ然わかんねー(゜∀。)
タイマーとかどこでセットするの、余熱はどこどこ(゜Д゜≡゜Д゜)

こういう時はGoogle先生におすがりするしかない!

先生によると…

Bakeっつーボタンがお菓子とか用の日本のオーブン的やつ。温度も設定できる!主に下段がそれっぽい温度になる!

Broilはなんか急激に力強く焼きたい時に使うボタンで基本上段を使う!温度設定はできない!

とりあえず、私が用事があるのはBakeだということがわかったので、早速なんとなくボタン押して数字のボタン押してみました。

余熱機能とかいう名前の機能は備わってなくて、温度が設定に到達するとビーッと軽くなります。そんだけ。その後焼きたいものを突っ込んで自分で時計を見ながら焼く。
という完全に放任主義タイプのオーブン。
15分たったよ!と知らせてくれるわけでも、勝手に加熱が止まるわけでもなく、自分で自分のことはやりなさい!というスパルタな感じ。

とりあえず180℃で焼きたいので、そんな感じでやってみました。

クッキー生地ぶちこんで

15分

白いわー

更に15分

白いわー

てか、おかしくない?日本のオーブンならとっくに焦げてるよ!?


ぶっこわれてるんじゃないかとイライラしていたら、急に脳にアレ、コレよく言われる摂氏と華氏じゃね!?
という考えがふっとわき出てきました。

せんせー!!!
再びGoogle先生にすがりつくと、

そうでした。こちらの世界ではオーブンは華氏。
なので、180℃にしたけりゃ356度と入れなきゃいけなかったんですね~

こんなアルアル落とし穴にはまるなんて……

30分間クッキー生地を、ただあっため続けてたのね私は。

と、まぁそんな所で四苦八苦しつつもクッキーを焼くことが出来るようになりました!

そしてそして、今回はめんどくさがりやさんなあなたに送る究極のズボラ怠惰クッキーレシピをご紹介します!
マジでくっっっそ簡単です!


こちらのレシピは私が小学生の頃に愛読していた『わかったさんのクッキー』という子供向け料理指南児童書に載っていたものを25年かけて、ただひたすらクッキーを簡単に作って食べたいという気持ちから少しずつ簡略化してきたものです。

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もはや原型はないといっても過言ではありません!
そして、これ以上簡単にはならないでしょー。と思ってたけど
カナダにてバターも買いたくない、キッチンスケールすらないという特殊環境の中、
更にブラッシュアップされ私自身、想像すらしていなかったほど完っ璧な最終形態にたどりつきました。
                

誰にでも、家でぐうたらしていて化粧もしてないし、部屋着でうだうだしてたい、でもなんか甘いもの食いたいんだよね~でも、家にお菓子なんもない。でも外出るのだるいわ~。絶対ないわ~。でもなんか甘いもの食いたい。
って時ありますよね!?
私はわりと高頻度でありますよ!
そんな時にぜひぜひレッツトライ\(^^)/

家に基本あるもので作れます!
主成分なんで小麦粉は譲れませんので、小麦粉は気が向いた時に常備しておいてください!!



それでは、レシピをどうぞ↓


必要なのは

○面倒くさい事は絶対にしたくないという強い心
○細かいことは気にしないという大雑把な精神
○計量カップ(マックスが1カップのやつだと最高)
○ボウル
○木ベラ(しゃもじでも可)
○麺棒
○ナイフ
○オーブンシート

~材料~
◎小麦粉
大体1カップ
◎油(オリーブでもサラダでもなんでもよい)
大体3分の1カップ
◎砂糖
大体2~3分の1カップ(女子は3分の1だとちょっと物足りないかも)
◎卵一個

~作り方~

①オーブンを180℃に余熱開始しつつ、1カップがさっと小麦粉を計量カップですくいとり、オーブンシートの上にドサッと置いておく
※わかったさんは粉ふるってたけど、絶対にふるわない(゜▽゜)

②計量カップの小麦粉を軽くティッシュかなんかでOFF。そのまま砂糖をなんとなく測り(平らにしなくていい。目分量で適当に)ボウルにどさっといれる。

③計量カップにお好きな種類の油を注いで測りボウルにいれる。
※わかったさんはバター使ってたけど切るのめんどくさい、室温に戻すとかホント無理だし、溶かすためにレンチンするのに器をもうひとつ使うとかホントあり得ないので油がおすすめ☆オリーブならヘルシーだし(゜▽゜)

④砂糖と油を木ベラでまぜまぜする。
※わかったさんは泡立て器で最初は白っぽくなるまでよく混ぜるとかいってたけど、やらなくて大丈夫(゜▽゜)

⑤卵をボウルの中に直接割りいれて木ベラでときながら砂糖と油の混合物とよく混ぜる
※わかったさんは卵は別の器でといて分離しないように3~4回にわけて少しずつ混ぜ合わせるとかいってたけど、バターじゃないときはそんなに分離しないから力強く混ぜ合わせればおけ(゜▽゜)

⑥小麦粉をどさっとボウルにいれてひとまとめにする
※手にくっつかないくらいの柔らかさが良いです。くっついてしょーがないようなら小麦粉を適当に足してくだせー☆

⑦オーブンシートの上で麺棒でのばす。8mmくらいー。適当に。

⑧ナイフで四角く格子状にぶったぎる。食べやすいサイズになるよう適当に。
※わかったさんではなんと恐ろしいことに光沢を出すために一個一個に卵黄をぬっていました…戦慄!!

⑨一個ずつ若干スペースをあける。

⑩余熱が完了したら15分くらい焼く。きつね色になったらできあがり!!
冷めたら、ジップロックとかに適当にぶちこんで保存

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最後の一枚になっちゃってて滑り込みで撮影したので、一枚。


この方法の素晴らしいところは洗い物が劇的に少ないというところ!!
生地は5分もあれば出来ちゃうんで、焼く行程いれてもたぶん30分かからないでクッキーにありつけますウフフ

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ただ!すでにマザーになっている同年代の皆様。
子供と作ることもあるかと思います。。
私に子はいませんが、姪っ子によくクッキーを作ろうと誘われていたので知っていますよ…
(あまりにも要求頻度が高く、もはやその現象は我が家ではクッキーハラスメントと呼ばれていた…)

彼らが型抜きクッキーにとんでもなく執着するって事をね…!!
そして、型抜きクッキーは洗い物がとんでもない上に、抜きやすく固くするために冷蔵庫で生地を30分くらい置かないとうまく作れないんすよ。
それは無理(ヾノ・∀・`)
控えめにいってマジで無理(ヾノ・∀・`)


そんなあなたにズボラ一言アドバイス

型抜きじゃなくて、手びねりクッキーにしたらいいじゃない!どうせ幼児はうまく型抜けないんで、適当にハートでもなんでも粘土的感じで作らせとけば、お母さんも子供も幸せ!ハッピーずぼらクッキーライフの幕開けですよ!!


さぁ!みなさんもレッツずぼライフ!!d=(^o^)=b