空港からトロント市街へ
全然寝れなかったトロント空港を早々にひきはらい、
ギャッツビーで体をふきまくって獣臭を除去って町に朝飯くいにくりだしました!
カナダではプレストカードというSuicaみたいなカードで公共交通機関を乗るのが便利らしく、まずそいつをゲット!
てゆーか、現金払いだと一回3.25カナダドルでお釣りでないってゆー意味わからんシステム…
でも何回乗り継いでもバスから地下鉄に乗り換えてもどこまでいっても3.25!お安い!300円くらいだもの😍
プレストカードは自販機で買えます、が、クレジットカード使えそうなのに使えず、なんか電子マネー系のものしか使えない感じなのかな?
近くにしゃがみこんでた旅行者のおばちゃんもここでずっと見てるんだけどあなたたちで五人目だけどクレジットカード使えないのよ、くそみたいな機械だわ!と機械をののしっていました。
こちらはくそみたいな機械↓
私たちもおばちゃんにのっかって機械をののしりつつ早々に諦めて現金でプレストカードをゲット!
初回はカード代として6CD(カナダドル)+チャージ金額として今回は10CDいれました。
さてさて、30キロ近いスーツケース2つと10キロくらいのバックパックを背負って市バス、地下鉄二回乗り換えの地獄旅スタート…
まずは本日のお宿に荷物を預けるところからです。
192ていうバスに乗るとお目当ての地下鉄駅までいけるみたいなんですが、総合案内板とかないし、重たい荷物背負ってさまよいたくないから近場のお姉さんに聞いたら192はないとのことで、900にのればその駅にいけるとのこと。6分間隔で出てるみたいでとても便利!
バスには大きい棚の荷物置きがあって助かりました。
ないバスもあるみたい。
バスの中は日本とおんなじ感じ。冷房まったく効いてなくて灼熱の中また臭くなりつつ移動。
地下鉄はわかりやすいしクーラー効いてて最高でした!エスカレーターもエレベーターもあるし~
スーツケースつめすぎて、スーツケースの上に延びる棒がのびにくくなったり、ガラガラがいうことをきかないという状況に苦しみながら、本日のお宿まで駅から歩きました~
トロントピアソン国際空港でご宿泊
空港に着いたのが、23時くらい。
荷物が、待てどくらせどでてこないぐるぐる他人の荷物がまわるのを見るばかり、、
ようやく荷物をゲットして宿泊場所を決めようと空港内うろうろしはじめたのが24時。
ターミナル1到着出口からでてお迎えの人たちがわんさかいるところを通り抜け、とりあえず1Fをうろうろ。
なんか変なS字型みたいなソファベンチばかりで、おしゃれなんだけど、体どころか尻もおさまるのかってくらいところどころ狭くて一番狭いとこなんて15センチくらいしかないような椅子ばかり。。
私たちが求めてるのは肘掛けのないまっすぐのソファベンチ。
ない~
こりゃ、しょーがねー!他の階もまわるべ!ってなって2F。ない。てか、そもそもなんもない。
3F出発ロビー、よーやく宿泊人がいっぱい横たわってるとこ発見。
柱でいうと13とかのあたりかな。
私たちの求めてたベストなソファはすでに全て先客にとられています。。
みんな、お風呂に入れてないので足の向きがこちらがわだと頑張ったね!って香りが漂ってきます。
よーやく、まっすぐだけどしつこいくらいに肘掛けのついているソファベンチに宿を決定!
ともかく荷物とられないようにソファベンチの隙間にスーツケースを嵌め込んでからだの下にして寝ることに。
…寝れない😪
…そりゃそーよ今、日本は午後3時だもの。ただでさえ体は眠くない時間帯にこんな、寝心地悪いところで、寝れるわけない。
横になりながらOTTOが最近俺は体が臭い気がすると不思議がっており、彼は基本無臭族だったので
そろそろ加齢臭かなとふんわり考えてたのですが、
自分の脇もかいでみたら若干獣臭い。。普段そんなに気にならないんですが、明らか臭う。。
で、変な緊張により脂汗でたからじゃね?
という着地を迎える思考の小路をさまよいながら
トロントピアソン国際空港にシャワーねーかfreeWi-Fi駆使して探してみてターミナル3にしかないということがわかりがっかりする午前4時。
ともかく眠れぬ夜をすごしました。
カナダ入国審査
トロントに到着!
まずは、ドッキドキの入国審査です。
カナダにどのくらい滞在するかはふんわりしか決めていないので、出国のチケットを持ってないんですよね~
そこが、入国審査ど緊張の肝なのです。
この、世界中の誰が、どう見ても、怪しい、住所不定無職を一年以上しようとしている夫婦が怪しくなくて、あなたの国に不法に住み着いたり、働いたりしませんよー🙌
ってことを必死に平静を装って伝えなきゃいけないというハードモードの中、時差13時間、13時間フライト後、風邪、英語久々という明らか厳しい条件のもと戦わねばならない…!
優しげなお姉さんの入国審査官、
笑顔でハローからの、何しにきたのー?どのくらいいるのー?学校の証明書はー?次はどこにいくのー?と矢継ぎ早な質問。
ひたすら書類を出しまくり、若干つっこんできそうな雰囲気をかもしてたので
最後に私たちハネムーンなの!長期のハネムーンなの!っていったらそれで終了しました😼
ハネムーンといった瞬間に笑顔ほころぶ審査官。
最後は、良いハネムーンをね!と小粋につたえてくれました。
ハネムーン最強説。
今後もハネムーンと唱えながら、入国審査をうけようと誓いました!
その後トロントピアソン国際空港で今日は一泊。。
トロント行き飛行機
トロントに向けての飛行機はエバー航空側で勝手にスッチーの真ん前のジャンプシートという席になってました。
足元広くていいんですが、離陸の時にお荷物をいれる場所がない…
離陸の時は前のお座席の下に荷物をいれろと言われますが前のお座席がないもんだから、いれられねー。少し不便。。
しかも、席についたと同時に台湾人スッチーに謎の紙を渡されて早口で英語をまくしたてられ、緊急事態の時は手伝え、非常口を開けて客を誘導してから逃げるんだとバババババーと伝えられました。
足元ひろいけど、、ちょっと大変、、
その役割があるから15歳以上の健康な成人じゃないと座れないお席みたいでした。
私たちが思わぬ重責に謎紙を熟読している通路はさんだおとなりの席で離陸の前にやたらもめてる客がいて、飛行機が飛び立たねー。
なんか、続々と乗務員集まってきて中国語でやんややんやなってました。
不思議気な顔で見つめてたら隣のマレーシア人のおばちゃんが丁寧にオーマイゴッシュとか言いながら教えてくれました。
どーやら、小さい子が少し吐いてて熱を測ったら39度、、これから13時間フライトなので、乗せられない。医師を呼んであるから空港に戻れという乗務員と大丈夫だとまくしたてる家族でもめてました。
多分1歳くらいの子がおとなしくお母さんに抱かれてる感じで、もうひとり3歳くらいの子が強そうなおばあちゃんと一緒に四列シートにいらっしゃり、あたりは大混乱。
どんどん増えてく乗務員。
荷物を上の棚からひきずりだす乗務員。
ともかく降りてくれないと永遠にこの飛行機は飛ばないと脅しをかける乗務員。
結局一時間くらいもめにもめて、子連れの家族が根負けして飛行機をおりました。
ともかく、お金の補償があるのか、別便でいけるのかとかそこを気にしてたらしい。
家族の気持ちもわかるけど、あんな小さい子39度あったら13時間無理じゃないのかなー
そして、家族が去って瞬く間に次の子連れがこの席にかわっていいか!?とすさまじい食い付きで席をうばいさってゆきました…
余談ですが、ジャンプシートに座ると定期的にエクササイズをしにくる多種多様なおじさんに出会えます。
エコノミー症候群気になっちゃうよね~!!
出国!風邪菌との戦い!
とうとう尻に火のついた状態で追いまくられながら迎えてしまった出国前日の昼過ぎ…
元々ここ数年虚弱なYOMEの私は激しい喉の痛み、すさまじい鼻水、尋常じゃない倦怠感、咳という典型的な風邪症状を発症していました。
午後出発ですが、なにぶん住んでるとこが遠目なので安心をとって千葉県に前泊してから成田行こうぜ!ふぅ~!温泉!船盛!!yeah!!
みたいな感じで旅行を企画しておりました。運転手は優しき私のお父様。
せっかくの船盛なのに、おいしかったけど、芋焼酎のお湯割り一杯すらのみきれないなんて…
無念…全力をふるえず、ビタミン剤飲みながら無念の就寝。父とOTTOは全力をふるいつくしておりました。
翌日喉が痛すぎてトローチを欲したのと持参の葛根湯が世界旅行中に足りなくなるんじゃね?と体調不良による気弱を発揮し、ただでさえ重い荷物に葛根湯を買い足しに千葉のドラッグストアに。
そこの薬剤師のおばちゃんのアドバイスを盲目的に受け入れてすすめられるがままに自社ブランドのトローチと栄養剤をゲット。
そのまま倦怠感の極みのなか出国の手続きへ。
鼻水が花粉症の最盛期くらいでまくるので、袋ティッシュすぐになくなるし、ごみのビニール袋持参でまだ使えそうなティッシュを何回か使うというお恥ずかしい状況…
なんかもー自分の鼻水で湿ってウエットティッシュ化したブツが液体の手荷物検査にひっかかるんじゃねーかってくらいの鼻水排出っぷり。
何はともあれ出国は無事にでき、
台湾で乗り継ぎがあったので、一度桃園にて乗り継ぎ待ち。
その段階でも体調が絶不調。
手荷物をすべてOTTOに持ってもらい、自分はパスポートのみ携行する生き物に。
乗り継ぎ待ちの時はOTTOの膝枕でベンチで就寝。
丈夫で良かったよOTTO…
昔は冷たかったのに、心身虚弱な女を伴侶としたことで人の痛みがわかる男に成長したね、OTTO…
そんなOTTO氏の献身的働きにより台湾出国時には多少ましになった体調!
次は長距離フライト!
桃園→トロント
13時間くらい!
次はジャンプシート(CAの真ん前の席)だぜ!!
今のところの世界二人旅計画
動物福祉の事がメインの旅として、
二人がどうしても長期滞在したいのはイギリス…
でも今後の家族計画も考えるとがちで大学に入るとかコースをとるとか年単位で国外脱出は不可能…
イギリスは移民にとてつもなく厳しいので、ビザをとるのはとっても大変。
数年前私がイギリス留学してたときは語学学校おわっても数ヵ月滞在できたのに今は語学学校が終わったら一ヶ月以内に出国しなきゃいけないとか…
どんだけ~!
そして、考えに考えた結果
語学も不安だし、ちょびっとは語学学校いった方がいいんじゃね?→
フィリピンでみっちり?→
アジアで日本語教師やってた友人に、行くならちゃんと英語きれいなとこのがいいとアドバイスうける→
アメリカ行くか!アメリカならお世話になってる動物行動学の先生たちも勉強してきてるから、なにかアドバイスもらえるかも!?アメリカとイギリス半々にしよー!→
以前お世話になってた留学斡旋業者に相談→
アメリカはトランプ政権になって移民にくそ厳しくなる夫婦二人だと語学ビザがおりない可能性が高い→
→なんですとー!!!不法移民なんてしないよー!!アメリカに永住したくないもの!
体が米で出来てるから住めないものー!!
でも、行く本人が言うのもなんだけど、、怪しい、、よね、、うん、わかる、夫婦二人で住所不定無職6ヶ月滞在とか、34歳で怪しすぎるよねぇええええええー!!!そりゃ、誰だって入国拒否したくなっちまうよね!!
と、しっくりきちゃう。
→じゃあ、近いからとりあえずカナダ!
カナダで語学、アメリカで観光ビザ入国、イギリス観光ビザ入国、観光ビザでシェンゲン系のヨーロッパ諸国周遊→観光ビザで中国(OTTOが三国志気持ち悪いくらい好きだから)→観光ビザでモンゴル(結構前に開催した自分達の結婚式の二次会のゲームでサイコロ転がしてもらって行き先決めたハネムーン先)
って事にしようということに今のところなっておりますが、、さて、どうなることやら。。
とりあえず、各国の入国審査が不安でガクブルです…🐵
とうとう出国!
2017年、夫婦でいわゆる動物のお医者さんとして働いている私たちはある計画を練っていました。。
元々動物福祉に興味があり、いらなくなったり、あふれていて殺処分されちゃう動物をなんとかしたくて獣医になって
大学でなんとかしたい人の集まるサークルで出会って夫婦になったもんですので、
そういうことになりまして、2019年7月17日優しい周囲の方々の協力もあり、めでたく夫婦二人住所不定無職となり出国することになりました。
ほんと準備はすったもんだだし、実家の片付け、夫実家への引っ越し、なんかも相まって、、もう、やべーくらい忙しくて白目を剥きながら準備してきて、気づいたらトロントに着いてました。
とりあえず、楽しもうと思います!!